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[新版]企業戦略論_ジェイ B.バーニー読書会

・・・4/17(日)7:00-8:30
こちらの読書会も前回の「世界標準の経営理論」読書会同様にFEDさんが主催されています。
上記読書会の参加者であるヤマト運輸のKさんの希望から本読書会も2022年1月より開催され始めました。

タイトルのジェイ B.バーニーはフレームワークVRIO(詳細は後程説明)でとても有名ですが、本[新版]企業戦略論は、2003年に『企業戦略論』(岡田正大)の後継版という位置付けであり、前回がMBA学生と博士課程の学生、ならびに戦略策定に関わる方だったそうですが、今回は大学生、MBA生、一般社会人が想定読者と改変されました。

本書は「上」「中」「下」があり、読書会は1月から開催されていますので、今回より「中」に入りました。


「中」のタイトルはVRIO。VRIOは皆さんご存じかと思いますが、

V:Value(経済的価値)
R:Rarity(希少性)
I:Inimitability(模倣困難性)←本書ではInimitabilityと説明されています。 O:Organization(組織)
左記頭文字です。

本書ではそのVRIOを使ってどのような戦略を策定するのか、またM・ポーターの3つのいずれの戦略を活用できるのか、ということが記載されています。

M/ポーターの3つの基本戦略はコストリーダーシップ戦略・差別化戦略・集中戦略です(これらについて入山先生が世界標準の経営理論で様々な観点から述べられていますのでまた別のブログでも記載予定です)。



今回はコストリーダーシップ戦略について。

本戦略は、基本的に業界首位(リーダー)企業がとる戦略です。
2~3位(チャレンジャー)企業も同戦略は取ることはできますが、経営資源・シェアに勝るリーダー企業にすぐに模倣されてしまい、長期的・持続的に取ることができない戦略であると言われていますが、そうではないと考える参加者もたくさんいらっしゃいましたので、このテーマについてディスカッションが熱く繰り広げられました。


私は先日ちょうどNUCBの牧田先生より「基本的に業界首位(リーダー)企業がとる戦略」であると学び腹に落ちていましたので、上記の通りの理論を主張していました。


読書会に参加しディスカッションを行うと、こういった様々な意見から考え、学びを得ることができます。

是非皆さんも継続的に学び、考え続ける。
そうすると持続的な成長を続けることができます。

最後に少し話がずれてしまいましたが、今回も非常に学びのある読書会でした。
(この後、9:20からNUCBに行きましたので過密スケジュールでしたが・・・)

次回もよろしくお願い致します!



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