今回は、その分野で著名な先生・講師である高木先生の「Organization Behavior&Leadership(組織行動論&リーダーシップ)」の授業を受けさせて頂くことができました。
まずはチームについての講義からでした。
グループとチームの違いとして、グループは情報共有であるが、チームは目標を集団的な業績として共有しています。
また、シナジー効果についてもグループの場合は中立的(時に否定的)ですが、チームの場合は積極的にシナジー効果を発揮させようとします。
さらに、グループの場合はリーダーが不明瞭な場合が多いですが、チームにはリーダーが必ずと言っていい程存在しており、リーダーはメンバーを動機付け、目標達成の為に同じ方向に向かわせ、信頼を築いていきます。
これらをスタジオジブリの宮崎駿監督のケースより学んでいきました。
宮崎監督は、特にスタッフの指導や管理をすることなく、各個人の自発性や創造性を活かし毎回筆入れの際の微修正で済ませています。
監督曰く、「毎回どんな映画が完成するかわからない」とのことです。
これは、いわゆるボトムアップでそれを監督が取り纏め、最終的に宮崎監督の頭の中でMIXし、クオリティの高い映画を完成させる、というものでした(筆者意訳)。
よって、スタジオジブリの作品は宮崎監督のチームリーダーとしてのリーダーシップ(スタッフの作画や意見を取り入れながら)が成し得ている作品なのだと理解することができました。
会社や組織とは、2人以上の組織。
各メンバーやリーダーがそれぞれの特性を活かし、それらが更にシナジーを生み出すことによって、1人ではできないことを成し遂げることができるのだ、と改めて理解することができました。
今後、当社もより多くの優秀な人材を採用して、シナジーを生み出し、企業成長を成し遂げたいと改めて思う授業でした。
(他にも学んだことはたくさんありますが、一旦このテーマを掲載させて頂きます。)
高木先生、貴重で有用な授業を受けさせて頂きありがとうございました!
今後ともご指導・ご鞭撻の程よろしく願いいたします。
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