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執筆者の写真利幸 丸吉

Driving Digital Strategy(ドライビング・デジタル・ストラテジー)



2022年の夏、年2回名古屋キャンパスにて行われる、集中講義(9:20~19:40×2日と9:20~17:40×1日で終了)を上記テーマで受講しました。


デジタルストラテジーなので、私もDX顧客へも自社にも推進していきたいと思い起業しているので、たくさんの選択肢の中から本授業を北原先生より受講させて頂く事としました。


北原先生は元々、意思決定に関する先生であり、その意思決定を定量的に数値化し、意思決定に活用していくというものでした。


今回は意思決定の基本的な部分を書いていきたいと思います。


まず意思決定にはいくつか種類があり、「合理的意思決定」や「規範的意思決定」があります。

合理的意思決定はプロセス(フレームワーク)があり、下記の手順で行われるものです。


問題定義  → 選択肢設計 → 選択肢評価 → 選択

(フレーミング)


また、規範的意思決定(サイモンの「経済人」モデル)は、「人間は完全に合理的な」(意思決定者の目的を最も達成する)ものでなければなりません。


しかし、人は常に規範的意思決定ができるとは限りません。

認知限界:人の認知力には限界があり、その範囲でできる現実的な意思決定を行う

時間的制約:意思決定までの時間が限られていて、十分な検討時間がとれない

資源の制約:意思決定に投入できる資源には限界がある

上記のような制約があります。


また、現実な意思決定としては、

「手抜きをする」「ルーチン化する」「オプションを残しておく」なども起こりえます。


そういった中、上記の経営の現実として、完全合理的な意思決定はあり得ない、また意思決定者の認知限界の中で、検討する情報を収集・処理し、選択肢を設計する。そうした意思決定を「意思決定の限定合理性」といい、経済人モデルでなく「経営人」モデルとして現実的に定義しました。(Simon1957,1976)



上記のような意思決定をExcelで計算・数値化していくのが2日目以降の授業。

2日目はHarvard Business Schoolのエベレスト登頂のケースで、チームでエベレスト登頂するシミュレーション、3日目はAIやDLを活用するとどのようなことが実現できるのか、Googleの機械学習を体験する、などデジタル化に有用な技術などを取り扱います。


初の集中講義で、体力的には大変厳しいものがありましたが大変有用な知識・実践を得ることができたと考えています。

本授業で学んだことは、今後当社で活用していく技術でもありますので、まずは大企業のコンサルティングを継続しつつ、そして中小企業へのDX化による底上げ、これを実現していきます。



北原先生、貴重な授業をありがとうございました。

今後とも様々にご教示くださいませ。よろしくお願い致します。


#NUCB#ビジネススクール#マーケティング#デジタルストラテジー# Driving Digital Strategy #MBA#マネジメント#意思決定#Excel#AI#DL#機械学習



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